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天国の入り口で

 

●臨時休業のお知らせ●

台風接近の為
7月29日日曜日の営業を
お休みさせて頂きます。

 


 

 

猛暑の次は台風
しかも狙ったかのように進路を変えてこちらへ
そんなに私たち
悪いことしましたか?ってぐらいに ・・(p_-)

やっと色付き始めたパプリカを
カラスに食べられショック!
でもこんな異常気象の中でも

カラスが欲す自然の摂理に

何だか今はホッとします。
どうぞ皆さま
十分にお気をつけ下さい!!

 

 

 

 

7月24日の良く晴れた日の朝

我が家の看板犬カイは

眠るように息を引き取りました

 

我が家がこの島に移住してきた年に

生後約2か月ごろに和歌山の

動物愛護センターで保護されていた

カイをジャンケンで勝ち取り(笑)

一緒に引っ越してきました。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移住してきたころ

息子達は保育園の年長さんと年中さん

17年間を共に沢山の思い出を

育んできました。

 

カイは見ての通り、ラブラドールと

何か?のミックス犬!

引き取ったその日からちゃんと躾けられた

とても温厚で利口な性格。

家族には絶対服従で

誰にでも人懐っこく

訪れるお客さんからも

可愛がって貰える得なキャラの

看板犬となりました。

 

 

 

 

 

 

島に来てからの生活の中で

カイの存在にはあらゆる場面で

心身ともに助けられてきました。

そして年を重ねていくうちに

犬の平均寿命を気にするようになり

カイが居なくなった後の事なんて

恐ろし過ぎて考えられなくなっていました。

それぐらい私にとってカイは

精神安定剤であり

ボディーガードだったので

それは、それは、ペットロスが

深刻な問題でした。

そんなある日、犬に詳しい友人に

訪ねてみた時がありました。

すると、もう一匹兄弟を飼うと

本能をくすぶられ世話やきになって

さらに元気になるという?!

 

 

 

 

 

そんな話題をしていた中

丁度 Facebook から、

里親募集してる動画を見せて貰い

次男が一目見て

「貰いに行こう」と即決!

それが小さい頃のカイにそっくりな

サザエとの出会いでした。

そして連れて帰った約三年前

初めてのご対面は、

喫茶スペースを改装中の場所で。

 

 

 

 

 

 

これが見事に期待外れ(笑)

カイの本能くすぶるどころか

小さなヤンチャ坊主が突然やって来て

これまでのマイペースな独占一人っ子生活から

忽ちせわしく、オトンとオカンの

関心を独り占め出来無くなって逆にピンチ!

な、カイの生活が突然始まったのです(笑)

 

しかし不思議なことに

犬の世界には犬の世界が有りまして

常にウザそうにしていたものの(笑)

「オトンとオカンが大事にするなら

俺も大事にせなしゃーない」

という番犬本能が即座に発令したようで

飛び蹴り食らおうが、足元噛まれて

何度も転げようが、何をしても怒らない

ひたすら優しい兄貴となりました。

 

 

 

 

蓄膿症を発症してから約1年半ほど。

16才の老体ともなると手術には

リスクが大き過ぎるとの事で

お薬で悪化を防ぐ方法を取り

それでも完治することは無く

みるみる悪化していく一方で

認知症まで発症していました。

 

最終的には腺癌(鼻の癌)とわかり

そこからは表に出てくる外傷がひどく

寝たきりでおこる床ずれ

自力で便を出せない辛さなど・・

どうしてこれまで従順に

家族を守ってきたカイさんが

苦しまなくてはならなかったのか?

私達にそこから何を学ばせたいというのか?

自問自答する数か月でした。

 

 

 

 

けれど唯一の救いが皮肉な事に

認知症になっていたこと。

寂しいとか辛いとか

自分に死期が迫っていることすら

最後まで分からなかったことです。

息が途絶えるその瞬間まで

生きることを諦めなかったこと

私は悔いの残さないその逝き方に

カイからのメッセージがあった事を

今の今になって気が付きました。

 

「僕が逝っても悲しまないで」

 

確かに今だ涙は一粒もでない

・・苦しまずに眠るように・・

その希望まで、完璧に叶えてくれた

カイサンに最後まで救われたのです。

 

 

 

 

遺骨を持って家の坂を上がった時

とても不思議なことが起きました。

見慣れた大きな紅葉の枝に

数えきれないほどの野鳥が停まってる!

そして坂道にも栂の鳥が歩いてついてくるのです。

これまでの17年間で始めてみる光景に

神聖な空気すら漂っていました。

きっとカイにお別れを言いに・・

もしくは天国の入り口へ案内しに・・

どちらにせよ間違いなく

体の自由になったカイは一直線で

天国の階段を上がっていったに違いない!

と、実感した瞬間でした。

 

これまでカイの容体を心配して下さった

沢山のお客さまから

お言葉、メッセージを頂きました

彼ほど人に愛された犬はそう居ないはずです

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

paysan HP

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